リマ到着、最初は食べ歩きから

リマ初日はフードツアーへ。南国フルーツ、セビーチェ、チーファ、そしてバランコの老舗バーを巡った。

午後にリマへ到着し、そのままフードツアーに参加した。ペルーらしいものを片っ端から味見していくツアーで、南国フルーツをその場で味わったり、見慣れない小さなお菓子を試したりする。

ここで初めて食べたのが、ペルーを代表する料理のセビーチェ。白身の生魚に生の玉ねぎと少しの葉物を合わせ、柑橘の汁で締めた料理だ。そのときは有名なものだと知らず、「よくわからないペルー料理」くらいの気持ちで口にした。あとで国民的な一皿だと知ったのだが、僕には酸味と生玉ねぎの刺激がかなり強かった。写真も撮っていない。

次は中華系ペルー料理の店へ。ペルーでは、こうした中華料理店をまとめて「チーファ(Chifa)」と呼ぶ。100年以上前に渡ってきた中国系移民の食文化から生まれたもので、名前は中国語の「吃飯(チーファン/食事をする)」が現地の発音に変わったものだとよく説明されている。

厨房にいたシェフは中国人ではなかったが、鍋振りはかなり見事だった。作ってくれたのは、とろみのあるソースをまとった牛肉料理。味はPanda Expressに近い。中国料理として見ると、少し火を通しすぎている感じはした。

午後、街を移動している途中で、リマでは有名らしいストリートアートのエリアにも立ち寄った。いちばん印象に残った作品がこちら。

夜はバランコ地区のJuanitoへ。1937年にJuan Casusolが始めた老舗バーで、長年、作家や芸術家が集まるボヘミアン文化の拠点になってきた。外観は驚くほど控えめで、目立つ看板もほとんどない。今もCasusol家が経営している。創業者は小柄だったため、親しみを込めたスペイン語の縮小辞をつけて「Juanito(小さなJuan)」と呼ばれていたそうだ。